2023.09.11
入園準備のチェックリスト、初めての保護者のためのガイド
入園準備のチェックリスト、初めての保護者のためのガイド
子供の入園が内定すると、ホッとするのと同時に、寂しさや不安を抱くパパ・ママも少なくないのではないでしょうか。子供が園になじめるか、楽しく過ごせるか心配ですよね。
そこで、子供が少しでも快適に通園できるように環境を整えてあげましょう。子供の入園に向けてしっかり準備しておくことが大切です。
ただ、入園準備をするのが初めての保護者の方々は、具体的に何を用意すれば良いのか迷うことも多いことでしょう。
ここでは入園準備に必要なもののチェックリストを紹介しています。必要なものは多いですから、忘れないようにぜひ確認してみてください。
入園準備に必要な共通のもの
保育園は0歳から、幼稚園は満3歳から入園可能です。0歳から保育園に入る子もいれば、3歳から通う子もいるので、入園準備に必要なものも年齢ごとに多少の違いがあります。まずは共通して必要なものをチェックリストで確かめてみましょう。
通園バッグ:大人用・子供用
タオル:ループ付き
着替え:下着や服が汚れたとき用
昼寝用寝具:敷布団・掛け布団・シーツ・布団入れなど
食器:フォーク・スプーン・コップなど
袋類:きんちゃく袋・ビニール袋など
雨具:レインコート・傘・長靴など
通園バッグ:大人用・子供用
大人用の通園バッグは大きめサイズがおすすめ
園に持っていく荷物を入れる通園バッグは入園の必須アイテムです。しかし、0歳児から1歳児の場合はまだバッグを持てません。そこで、バッグを持てない間はパパやママが荷物を持ってあげることになります。0歳児から1歳児は必要なものの多くなるためサイズの大きな大人用バッグがおすすめです。
子供用の通園バッグはショルダーかリュックがおすすめ
2歳児や3歳児からの子供用通園バッグは、園によっては指定されているところもあります。
そうでない場合は子供の成長に合わせ、体に合っていて軽量なものを選んであげましょう。
形状は、中のものを取り出しやすいショルダーバッグか、両手を自由に使えて動きやすいリュックがおすすめです。
タオル:ループ付き
トイレのあとや食事の前など、手を拭くときにペーパータオルを使っている園もありますが、そうでない場合は布製のタオルを持参する必要があります。
フックにかけて使用する園が多いため、タオルの端に「ループ」と呼ばれる輪っかのついているものが便利です。
下着や服が汚れたとき用
遊ぶときも食事のときも、子供はどうしても服を汚しがちなので、園にも着替えを預けておかなくてはなりません。上下の服と下着の替えを用意しておきましょう。
昼寝用寝具:敷布団・掛け布団・シーツ・布団入れなど
園にもよりけりですが、昼寝用の寝具が必要なところもあります。寝具のほか、布団入れもあると便利です。
食器:フォーク・スプーン・箸など
食器は子供がフォークやスプーン、さらには箸を使い、自分でご飯を食べるために使うほか、離乳食を始めた乳幼児に必要な場合があります。
袋類:ビニール袋・きんちゃく袋
着替え・お弁当・水筒・上履きなど、さまざまなアイテムを入れるための袋類は入園準備に欠かせません。園によっては手作りを推奨しているところもあり、その場合は説明会で事前に案内があります。
雨具:レインコート・傘・長靴など
雨具は悪天候の日、園までの送り迎えに必要です。また、園によっては雨具を指定されることもあります。
入園準備のため年齢ごとに必要なもの
0歳から1歳
おむつ
お尻拭きシート
哺乳瓶と粉ミルク
おむつは子供によってサイズが違うこともあるため、名前を記入して園に十数個預け、足りなくなったら補充します。また、使い終わったおむつは自宅に持ち帰るのが一般的です。
保育園によっては、お尻拭きシートや哺乳瓶・粉ミルクを用意してくれるところもありますが、そうでない場合は保護者が園に預けておきます。
保育園に入園すると、日中はもちろんママの母乳を飲めなくなってしまいます。そのため完全母乳で育児している場合、園に子供を預けるためには哺乳瓶でミルクを飲む練習をしなくてはなりません。
練習は少なくとも入園の1か月から2か月前には開始し、少しずつ母乳から哺乳瓶での授乳に切り替えていきます。保育園では哺乳瓶でも、夜間などママと一緒のときは母乳であってもかまいません。
2歳
スタイ(よだれかけ)
歯ブラシとコップ
2歳になると自分でご飯を食べられるようになるので、昼食やおやつのときにスタイ(よだれかけ)が必要となります。
と同時に2歳になると歯磨きトレーニングが始まるため、園にも歯ブラシとコップを用意します。
3歳
上靴
水筒
3歳からは運動量が増え始めるので、水分補給のために水筒を持参するようにしましょう。
また、園にもよりますが上履きが必要になることがあります。子供の足の成長をこまめにチェックし、ぴったりと合っているサイズのものを選んであげてください。
入園準備用意しておくと便利なもの
名前シール
保育園や幼稚園で使用するものには、間違われないように名前を書いておかなくてはなりません。しかし、全てのものに名前を記入する作業はなかなか手間暇がかかってしまうもの。そこで、子供の名前を記入したシールを貼るという方法があります。
シールを貼れる素材は限られているかもしれませんが、それでもかなり時間の節約になります。名前シールはネットで注文することもできますし、自分でシール用紙に文字を印刷して使うこともできます。
手作りアイテムがある場合は?
園の説明会などでは、入園準備に手作りグッズを求められる場合もあります。例えば、着替えやお弁当を入れるきんちゃく袋や上履き入れ、さらには通園バッグなどです。
裁縫の得意なパパ・ママであれば楽しい作業となることでしょう。仕事がある場合など、なかなか裁縫に時間が割けないというときには、手作りオーダーのネットショップや、フリーマーケットサイトを利用するのも1つの手段です。
入園が内定したら準備スタート!
保育園などの入園準備は内定通知が来てからスタートします。事前に説明会があるはずですから、そこで持ち物リストなどを確認し、登園に向けて準備を進めていきましょう。説明会でわからないことがあったときに質問するのも園とのコミュニケーションになります。
パパ・ママにとっては初めてのこと尽くしで不安もあるかもしれませんが、周りの保護者の多くが同じ気持ちでいます。園とも相談しながら子供の成長を見守っていきましょう。