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2023.09.11

幼稚園での英語教育!子どもにとってのメリットやプログラムの紹介

【幼少期からの英語教育に高まる親の関心】

文部科学省による教育改革で、2020年から実地されている新学習指導要領。小学校3年生からは英語の授業が必修科目となりました。

 

そして昨今のグローバル化やAIなどをはじめとしたテクノロジーの発達により、劇的に変化し続けている多様化する情報化社会。そのような時代を生きる次世代の子どもたちのために、自分で考え表現する力を養うことや英語教育の充実も重要視されてきています。

 

そのため、幼少期における幼稚園での英語教育(プリスクール、インターナショナル幼稚園や英語教室など)にも関心が高まっています。しかし、実際には「どんな英語教育が良いのかイマイチわからない・・・」と頭を悩ませる親御さんもきっと少なくないですよね。

 

今回はそのような幼少期からの英語教育にはどのような子どものメリットがあるのか、どのような種類の英語プラグラムがあるのかをご紹介していきます。

 

 

【早期英語教育にはどのような子どものメリットがあるの?】

1.子どもの耳や脳が自然と英語に慣れる

幼稚園や英語教室などでの英語プログラムを通して日常的に楽しみながら英語体験を繰り返すことによって、子どもの耳や脳に自然と英語が馴染みやすくなります。

 

幼少期は大人に比べて、言語の吸収がとてもスムーズな時期です。日本語にはない発音なども、早い時期から抵抗感なく身に付けられる可能性があります。

 

2.苦手意識なく取り組める

幼少期から「英語は身近なもの」として慣れ親しむことで、遊ぶように英語を学ぶことが出来ます。
大きくなってから机に向かって勉強する、という意識で学び始めるよりも苦手意識を持つことが少ない子どもも多いようです。

 

ただし、幼少期から英語を学ぶことを無理強いしたり押し付けたりして、本人が英語を嫌いになってしまっては良くないですよね。幼い頃はあくまで楽しい遊びの一環として英語教育が受けられ、取り組める環境選びや子どもが成長していく様子をじっくり見守る気持ちが大切になるでしょう。

 

3.グローバルで豊かな感覚を育みやすい

プリスクールなどでは、日本人の先生もいますが外国人の先生がクラスを担当することが多いです。様々な国の外国人の先生を通して幼少期から日本以外の言語や文化を体感することが出来るので、次世代に必要とされるグローバルな目線にもつながります。

 

異文化に親しみ、多様性や積極性を比較的育みやすい環境に身を置けることも子どものメリットと言えます。それぞれの施設によって異なりますが「イマージョン教育(浸す教育)」といって、園やスクールでの生活のほぼすべての言葉のやり取りを英語で行うところもあるようです。

 

ダブルリミテッド(ふたつの言語が年齢相応より未達な状態になること)に気を付けながら、子どもひとりひとりに合ったより良い環境を探していきましょう。

 

【プリスクールや英語教室などで受けられる英語プログラムの種類は?】

1.英語の音楽を使用した歌やダンス

幼稚園での英語教育の段階では、難しい内容の英語プログラムは行われないことがほとんどのようです。英語の音楽を使用したプログラムは、耳で聞いた英語を歌やダンス、ジェスチャーなどで無理なく覚えて繰り返し実際にやってみることで発音と言葉の意味もリンクしやすいです。

 

小さな子どもにとっても負担が少なく楽しみながら英語力を伸ばすことが出来そうですよね。インプットとアウトプットのどちらも、その場ですぐに出来ることも子どものメリットです。

 

2.イラストが描かれたカードを使用したフラッシュカード

「フラッシュカード」といって、乳幼児から行うことが出来るカードを使った英語プログラムがあります。大人側が動物や果物などのイラストが描かれたカードを子どもに見せながら、そのイラストの名称を英語で読み上げていきます。

 

楽しみながら単語を覚えられることもメリットですが、幼少期は視覚優位のためカードを素早くフラッシュのようにめくることで、右脳の活性化にも効果が期待されています。

 

3.英語の絵本を使用した読み聞かせ

絵本の読み聞かせは、幼稚園の定番の英語プログラムです。イラストとシンプルな英語の文章で構成された絵本がメインに使用されており、子どもを飽きさせない工夫として飛び出したり音が出たりする仕掛け付きの絵本も使われているようです。

 

繰り返し読み聞かせることによるインプット効果が高いとされています。外国の絵本は、日本の絵本ではあまり見ないような独特のビビッドな色彩で描かれているものや海外らしいモチーフも多くあるため、そういった異文化の作品に英語を聞きながら楽しんで触れることが出来る子どものメリットがあります。

 

4.キンダースクールでは・・・

キンダースクールでは、プリスクールの授業に加え、小学校の授業を見据えた学習をします。岐阜県羽島市のMama’s International Kinderschool(ママーズインターナショナルキンダースクール)では、1~3に加え、国語・算数・理科・社会・体育・美術などの教科を、英語で学習します。

 

 

子どもに必要な早期英語教育の重要性とまとめ

今後より一層注目されていくであろう幼少期からの早期英語教育。今回ご紹介した幼稚園での英語教育の子どものメリットや英語プログラムはごく一部ではありますが、子どもが苦手意識を持つことなく楽しみながら自然と英語に触れられる機会や教育施設は、変化の激しいこれからの時代の中ではそう遠くないうちにさらにスタンダードになり、重要かつ必要とされていくのでしょう。

 

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